新!コテ派な日々~第二話~糊塗霧「ふふふ…。」カタカタカタユキ「コトちゃーん。いつまでしてるつもりー?ご飯だってばー」 糊塗霧「後で頂こう…。」ユキ「もー…」 死忘「ずっとチャットしてるみたいだね。」ユキ「うん。何かやたらロドクと馬が合うらしくてさ」 死忘「あー…相手相変わらずロドクなんだ…。」 ユキ「ま、部屋に帰ってパソコン触らないだけマシなんだけどね。」引き篭もられるし。 死忘「…さかなはしちゃってますけども」ユキ「ほんとだよ…。」 死忘「あ、そう言えば。部屋に一台ずつパソコンあるって言ってたけど…リビングにも一台あるんだね。」 ユキ「そう言えば…そうだね。コトちゃん?」糊塗霧「ん?あぁ、その件か。」 糊塗霧「スカイプのアカウントは存在しなかったぞ。から、誰のパソコンでもない共有用なんだろうな。」 ユキ「何にしても…只管一日チャットしてるのはどうかと思うけどねー…」 糊塗霧「まぁ…そう言われるとなぁ…。しかし他に出来る事も…」 死忘「まー、元々…えーっと。ドクイロがそうアウトドアタイプでもないしねぇ…。」 ユキ「だねぇ…何とか出来ないかなぁ…。」 バンッ!! 激撃激「どっかいきてぇええ!!!」閃光騨「ひま!!」 ユキ「うおっ!びっくりしたぁ。って、え、出かける?」 死忘「ドクイロがインドア派でも子供達は多少は違うのか…」閃光騨「そとであそぼー!」 死忘「よっしゃー!あそぼあそぼー!」ユキ「いや、てかご飯先ね。」出来たつってんのさっきから。 糊塗霧「そう言えば、全員ちゃんと食事取ってるか?部屋から出てこない奴居るだろう。」 死忘「さかなはまぁ…ちょくちょく。シワくんとかは?」ユキ「私が持っててるなー。」 閃光騨「やっきーはぼくがあげてるよ」死忘「やっきぃ…?」閃光騨「うん。やっきー」 糊塗霧「…まさかヤキムシの事か?」閃光騨「そうだよ?」ユキ「え!?」 死忘「え゙っ!」ユキ「手懐けたの…?」閃光騨「?なかよしだよ」激撃激「よくあそぶよなー?」 糊塗霧「ゲキはまぁ…属性近そうだしな…。」激撃激「え?」←能力が炎系統 カサカサカサ… 死忘「とか言ってたら来たし…。」ユキ「うーん。そう言えば…」死忘「ん?」 ユキ「気付けば大方関係って言うか…グループ出来てるけどさ。」死忘「うん。」 ユキ「皆それぞれどんな感じで集まったの?」 糊塗霧「…お。それは私も気になるな。ちょっと聞かせて貰おう」死忘「じゃぁコトちゃんから行こうか」 糊塗霧「なぬっ!?」 激撃激「どんなかんじ、っていわれてもだよな!」閃光騨「ねー」 糊塗霧「…まぁ、そうだな。物心付いた時にはこの世界に居た。」 糊塗霧「で、知識はあったから近くに居ないか?と探してすぐ見つけたのがせんとゲキだな。」 閃光騨「わりとこわかった」激撃激「でけーしなコト」糊塗霧「本体出したらすぐ打ち解けたがな。」小さいから 糊塗霧「その後は、このメンバーでずっと居たな。ウロウロしたり、話したり。」 ユキ「しーちゃんは?」死忘「僕はそれこそ、さかなと一緒に居ただけだからなー」 糊塗霧「なんだ、何の発展もしてないのか。恋愛ってもんは難しいんだな」 死忘「いやいやいやいやいやいやいやいや!!」 ユキ「…いや、もう皆見てわかってるから。わかり易すぎるから。」 死忘「え、えー…そ、そうなの…い、いや関係ないんだけどもさ?///」 糊塗霧「(強情だなぁ)」ユキ「で、どういう感じで話してたのさ?」 死忘「まぁ、さかなは延々愚痴ってたばっかだね…。」ユキ「…それこそ、別の世界線でもそんなだったよねぇ…」 死忘「それ、コトちゃんも言ってたけど何の話なの?」糊塗霧「あー…」 ユキ「それこそ私とさかなが初めて会った世界の件だね。しーちゃんは記憶ないんだ?」 死忘「無いなぁ…えー、何してたんだろ…」 糊塗霧「(あの時も同居だったなぁ)」 ※チャットのSNSの話。そこでもコテキャラの創作してました。その文章はこっちでは公開しませんけどね。 死忘「皆そんなにやっぱ、なんかあったりはしないんだねえ」 糊塗霧「まぁ、暇なばかりだからな。仲違いする理由もなかったしな」 死忘「そこは同意しかねるわぁ」さかなはすぐキレちゃうし ユキ「皆そういう感じなんだねぇ…」死忘「あ、そもそもユキ姉はどうなのさ?」 ユキ「私?私は…。」糊塗霧「ヤキムシとsiwaだっけか?ユキと居たのは」ユキ「え?いや、シワくんだけだよ?」 閃光騨「え?」激撃激「マジか!?」 死忘「本当に謎ばかりだなヤキムシさん…」 カサカサカサ ボゥッ 死忘「うぉっ!」ユキ「おぉ!?」 【灯りに惹かれ、やってきただけ】 ユキ「あぁ、そういう会話の仕方するんだぁ…。」死忘「数日経ったけど知らなかったんだ、ユキ姉…」 ユキ「そもそも名前の紹介、コトちゃんがしてくれたから知ってた位だからね。」 死忘「えぇっ!ユキ姉、知り合いとかじゃ…」ユキ姉が紹介してたのに… ユキ「全然無いけど、しーちゃんが怖いかなーって思ったから話そらすために。」 死忘「(意外と姉さんこえーわ…)」腹黒… 糊塗霧「で、結局どうだったんだ?お前らのこれまでは。」 ユキ「長くなるよー…。えっと」 ユキ「ここ…は?うぅん。何もないなぁ…。あ。」 siwasugutikakuni「…。」 ユキ「やぁ。えーっと…キミも状況は分からないのかな?」 siwasugutikakuni「チカヨルナ…」ユキ「…え。」 シャキィンッ!! ユキ「ッ!!?」 siwasugutikakuni「チカヨルナ。」 死忘「ユッ、ユキ姉ぇえええーー!!!」 糊塗霧「その時に死んだのか…」ユキ「死んでねぇよ!!!居るだろ今ここぉ!!」 閃光騨「でも、アレだとはねとわっかが…」ユキ「あれはアクセサリーだから!普段付けてないから!!」 ※Pixivの集合絵の事。ユキの元(ネカマ)が最後は病死した設定の為に付けられている物。 激撃激「むしろよくブジですんだよなー?」 ユキ「無事なもんか。結構何度もズッタズタに引き裂かれたよ…」糊塗霧「寧ろそれでなんで生きてるんだお前」 ユキ「んー…というか、この世界ってもしかして死の概念存在しないんじゃない?」 死忘「えっ」ガーン ←死者蘇生能力者 糊塗霧「…。」カタカタカタ 糊塗霧「聞いてみた。無いってさ。まぁ、ドクイロが死んだら世界そのものが消滅するがな」 ユキ「それまでは無敵か…。」 閃光騨「フジミ!」激撃激「え?俺らヤバくね!?」キャッキャッ 糊塗霧「…と言うか、お前それ知らないで何度かズタズタにされたっていうのか?」ユキ「あ、だねぇ」 死忘「(何だその不屈の精神と根性…)」 ユキ「今でもあの痛みその物は忘れられないねー。特にこう、眼から…」死忘「子供居る前でそれ以上やめようかぁあああ!!」 ユキ「そうだった…ごめん。」 激撃激「(ぜってー、ユキねーおこらせんなよ?せん)」閃光騨「(だね。おこらしちゃダメだね!しーちゃんはいいけど)」 死忘「今なんかビミョーに馬鹿にされてなかった?」よく聞こえなかったけど 激撃激・閃光騨「ぜんぜん」 糊塗霧「それで、どうなったんだ?」 ユキ「ん?あー。」 ユキ「何度バラされても死なないし攻撃はしてこないしで、一応シワくんは攻撃はしてこなくなったよ」 ユキ「そこからやっと会話が出来たかな…。」死忘「…何回位死にかけてんのそれ」 ユキ「この世界じゃなかったら多分149回?」糊塗霧「思った以上に壮絶だった」ユキ「復活までの時間も掛かってたから少ない方じゃない?」 死忘「その場に僕が居たらもっと悪化してたかもね」ユキ「復活早められるの?」死忘「ないけど。」ユキ「ないんかい」 糊塗霧「寧ろそれなら私が居た方がしただろうな…。」 ユキ「まぁともあれ。そんなこんなで今に至るんだよ。」 糊塗霧「何というか…苦労したもんだな」死忘「とてもマネ出来ないよー」 ユキ「いやぁ、それ程でも…」 カチャッ かてないさかな「ふぅ。ん?皆さんお揃いで何を?」 死忘「あ、さかな。」ユキ「これまで何して過ごしてたかーって話してただけだよ」 かてないさかな「これまで…。」 風の音も聞こえない。 何の風景も見えない。 暗闇の中で、気づけば一人。いや、目を凝らすともう一人…。 かてないさかな「あああああ」 閃光騨「ッ!」ビクッ 激撃激「うぉお!?」 死忘「!?」ユキ「なになに!?何事!?」 かてないさかな「いや、なんかトラウマが…」死忘「僕と居た頃トラウマ扱いか!?」 糊塗霧「まぁ、何にしても、気付けば大体皆揃ってきたな。この流れで飯にしようか。全員揃ったしな」 死忘「…そう言えばさっきからそう言うけど、全員…あれ!?」 siwasugutikakuni「…。」 ユキ「揃ってるね。」死忘「何時の間に…え、てか大丈夫なの?」ユキ「何がぁ?」 閃光騨「おそわれない?」激撃激「デンジャラスだぜぇ…!」 ユキ「…全力で守るから平気だよ」死忘「初日(第一話)で既に斬りかかられてるんですけどね、数名」 ユキ「シワくんを」全員「そっち守るの!?」 こうして二日目もまた、中々に凄まじい風景が、食卓で起こるのだった。 つづく。 |